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思いつくことなど
いまテレビでオバマ大統領の議会での施政方針演説を
みています。

オバマさんの演説は実に説得力に富み、また自信がみなぎって
います、みていて彼ならきっと米国を良い方向に導いてくれる
と希望が持てました。

またそれを聞いている議員の態度も実に素晴らしく、党派の区別なく
要所要所でスタンディング・オベーションで賛意を示す場面が
目立ちました、そこには足を引っ張ってやろう的な悪意は
微塵も感じられませんでした。

日本のヤジ国会とは随分と趣が異なりますね・・しゃべる方も
聞くほうも・・・政治家の基本的なレベルという点で、大きな差を
感じずにはいられませんでした。

いまやオバマさんの演説は、私達日本人にとって日本の首相の演説
よりも、重要な意味を持っているかもしれません。

問題山積の米国ではありますが、このような米国議会でのシーンを
見ていますと、米国の力強さはまだまだ失われていないし、
彼らのような政治家や指導者を選ぶ米国民のマインドはまだまだ
健全だと思いました。

一方で我が国の現状をみますと、大きな不安を感じずには
いられません・・・

与党だ、野党だ、選挙だ、給付金だ・・・好き勝手に言い合って
いるうちに経済は落ち込むばかり、一体誰がこの責任を取る
のでしょうか。

いっそのこと政治家も米国から輸入してみたら、
そんな気持ちになってしまいます・・

(2009年2月24日)



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