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投資対象として有望な南米コインのお話し

今回は一枚のコインにスポットを当てさせて頂きます、2013年前後に価格が急騰したコインです。

上記写真のコインは1732年に、ポルトガルの植民地だったブラジルで鋳造された12800レイス金貨です、表面は当時のポルトガルの王様ホアン5世(英語読みでジョアン5世)の肖像です。サイズは36ミリほどあり重さは27グラム前後、ずっじりと重量感のある立派な金貨です。このコインが鋳造されたのは1727年から1733年の僅か7年間に過ぎません、鋳造枚数は多くはないはずですが、枚数に関する記録は残されておりません。超レアというほどではありませんが、それでも決してありふれたコインではありません。むしろ希少なコインの仲間に入れてよいでしょう。時代も300年近く前のコインですので、この間溶解されたコインも多いに違いありません。

ほぼ同じ時期に南米大陸に進出したスペインも、同大陸で産出する金を強奪して多くの金貨を鋳造しましたが、旧スペイン領金貨のほうは、一部の例外を除き残存枚数が多く、値はあまりつきません。

さてこのホアン5世金貨の価格です、この金貨、ほんの5年ほど前はEFクラスでも40万円台で購入できたものです(いつもながら戻ってもっと買いたい!)、確かに当時も珍しいコインではありましたが、ブラジルのコイン自体さほど人気があるわけでもなく、この程度のお値段で買えてしまっていたわけです。今から考えれば確かにヘンでした、300年も前に作られたコイン、しかもブラジルで初めて鋳造された肖像金貨で、残存枚数もそれほどありません、どう考えても40万円は安すぎだったのではないでしょうか。案の定その後めきめき頭角を現し、いまではEFクラスで100万オーバーはあたりまえ、VF+程度のコインでも60万円近い価格をつけ始めています、何名かの方に昨年このコインへの投資をお勧めしましたが、よい投資になったのではないでしょうか。

ポルトガル本国で鋳造された、同図柄の金貨はEFクラスで120万円台をつけ始めています。いずれこのブラジル金貨も、それを追いかける形で相場を切り上げてゆくと期待しております。

その連想から今後の有望コインを一つ、上記12800レイス金貨と同時代、南米進出仲間のスペインで鋳造された、フェリペ5世の8レアル金貨です。サイズは12800レイスと同等で、スペイン初の肖像金貨という点でも似ています、不思議なことにこちらはまったく注目されておらず、いまだにEFクラスで70万円也です。同時代の英国5ギニーEFクラスが500万円程度まで高騰しましたが、このコインも後を追う可能性が高いと思います。昨年来数名のお客さんにこのコインの購入をお勧めしましたが、たぶんよい投資になるでしょう。

スペインで1729年に鋳造された8レアル金貨、肖像はフェリペ5世






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