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思いつくことなど
今回は、久しぶりに少し専門的な金融商品のお話をしましょう。

皆さんはオフショアの生命保険会社が提供する、ファンド・ラップ型
の金融商品をご存知でしょうか。

これらの商品は、初期に一括で(一般的には300万円程度以上)の
お金を払い込むと、その金額の範囲で最大10種類程度のオフショア・ファンド
を組み合わせ、自由にスイッチしながら運用できるという長期運用型商品です。

小額で多くのファンドに分散投資できたり、ほとんどコストなしでファンド間
のスイッチができるなど、とても便利な商品なのですが、一方で
手数料が高いのが難点で、一般的には初期の投資額に対し6%程度から
10%程度の手数料が発生します。

私のお客様からも時々、これらの商品を購入したいのだが、手数料が高くて
迷っているというご相談を受けます。

確かに6%から10%は大きいですが、これはあくまで初期の投資額に対しての
割合です、運用の結果、仮に10年で元本が倍になれば、このパーセンテージ
は半分の3%から5%に下がる事になります。

もちろん、投資額が倍になってのお話ですが・・・・ただ、そもそも投資家は
資産拡大を目的に購入されるわけですから、私は上記のような計算は
間違っていないと思います。

仮に直接ファンドを購入し、それを数年に一度づつ売買してゆけば
その都度投資額は増えますので、当然、手数料の絶対額は徐々に増えて
ゆくことになります。

このように考えると、投資のスタート時に手数料を確定してしまう
これらの商品は、あながち手数料が高いとはいえないのではないでしょうか。

「小富豪資産運用情報」にこれらの商品を御紹介しております、
ご興味のある方は一度ご覧になってみてください。
(2006年4月4日)
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