ホーム > 思いつくことなど > 納得できない卵焼き
思いつくことなど
僕は生まれは神戸なのですが、東京にやってきて既に
15年が経とうとしています。

その間東京のいろいろな食べ物に馴染みました・・・

汁の黒いうどんも慣れてしまえばそれほどでもなく、あれは
あれでああいう食べ物だと思えば、なかなかにおいしいもの
だと思えるようになりました。

もんじゃ焼きも最初はちょっとびっくりしましたが、今では
むしろ好物になってます。

ところが一つだけどうしても理解できないものがあります、
甘い卵焼き・・・しかもパサパサしていて、これだけは何度食べても
首をひねりたくなりますし、何度食べてもうまいと思ったことはありません。

こちらのヒトの味覚と関西人の味覚がそもそも根本的に
違っているのかとも思い、一度(サラリーマン時代に)出張で関西に
行ったおり、同行した東京生まれのヒトを関西の卵焼きやさん
(そういうお店が大阪には普通にあります)に連れてゆき、
食べさせてみたのですが、その人はその微妙な味わいにいたく感激し、
何皿もおかわりをしていました。

おそらく、ほとんどの東京在住のかたも同様の反応を示すのでは
ないかと思うのですが・・・こちらでも「関西風だし巻き」の
お店をやれば、きっときっと繁盛するのではないでしょうか。
(2007年5月22日)



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