割安感の強い日本の美術品相場
皆さん、こんにちは。

私は以前から日本の美術品市場に注目しています。

過去の美術品相場の推移を見ますと、株式相場との連動性が高く、
株式相場に対して、概ね半年から1年程度遅行するといわれてきました。

ところが美術品価格の前回のピークである1990年に比べ、現在の相場
は未だ十分の一程度(シンワアートオークションの平均落札価格)
に過ぎません。

一方で株式相場はといいますと、2003年の大底からすでに2倍以上に
上昇しています。

私は美術品が好きで、オークション会場にも時々出向きますが、
体感的にも確かに、日本の美術品相場は底を打っているように感じます。

欧米では美術品は、金融資産として一定の地位を築いており、
年率3~4%程度で安定して上昇する、金融商品としての側面もあります。

もちろん金融資産である限り、株や不動産と同じく、美術品を対象とした
ファンドも沢山あります(実はいつの日か、私は日本でこのようなファンド
を立ち上げたいと思っているのですが・・)、このようなファンドが
日本で運用を始めると、日本の美術品相場も居所を変えてくるのではない
でしょうか・・・

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