震災後におもうこと

みなさんこんにちは。


時には活況に沸き、
時には金融ショックに打ちひしがれ、
さらには目の前で起きるあまりに大きな自然災害の前に
なすすべもなくただ恐れ・・・

この10年を振り返るだけで、本当にさまざまな出来事を
私たち日本人は経験してきました。

今日と明日の間に、予想もしない不気味な断層が
横たわっていることを、改めて認識しないわけには
ゆきません。

ただ一方で5年・・・あるいは10年といったスパン
でみるとどうでしょうか。

例えば10年前、あなたが神田の徳力本店でなにげなく買った銀
の1キロ地金、当時2万円だったものが今では10万円以上の
値がついています。

あるいは同時期に1キロ買って、100万円でお釣りが
もらえた金の地金、それがいまでは400万円出さないと
手に入らない。

このように国際商品相場は驚くほど上昇する一方で、
対照的に日本国内の経済的懸念はデフレであり続けました。


これは日本の低成長と、新興国の高成長という2つの
要素が組み合わさった結果で、ある意味既に10年前に予測された
通りのことが起きているともいえるでしょう。

仮に今日と明日の間に大きな断層があったとしても、
このように例えば10年という長期のスパンで物事を考えてみますと、
あきらかに『物事は起きるべくして起きている』ことに気がつきます。

明日起きる自然災害や人災の類を予測することは
困難ですが、10年後の世界を予想することは決して不可能
ではありません。

そしてその予想の精度に応じ、私たちは私たち自身の
資産を増やすチャンスを平等に与えられている・・

このようにいってよいのではないでしょうか。




では、今回はこのへんで。

(2011年3月29日)




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