いよいよ東京コイン・コンベンション

みなさんこんにちは。

明日から本格的なゴールデン・ウィークですね、
すでにお休みをとって旅行を楽しんでいる方も、
おいでかもしれません。

こんなときにいつものかたぐるしいお金の
話しをするのもナンですので、今回はコインショーの
お話しを致します。

日本で年に何度か大きなコインショーがあるのですが、
東京国際コイン・コンベンション(TICC)は、間違いなく最大の
展示会です。

日本国内だけでなく、海外の造幣局やコイン商など
毎年80社以上がブースを構えます。

スペインやフランスの造幣局など、海外の造幣局から
毎年記念コインセットの限定販売がありますし、
泰星コイン(注)による恒例のフロアー・オークションも
あります。

注)日本の大手コイン商、毎年TICCでフロアー;オークション
  を開催しています。

海外のコイン商のブースを見ますと、外国コインの価格動向
がバッチリつかめますし、海外のオークション会社のブースに
行けば、美しいオークション・カタログを買うこともできます。

国内のコイン相場については、コイン商の店頭や、一般の
コインショーで情報を集めることだできるのですが、
海外の情報をリアルタイムで収集する機会は、僕の知る限り
(海外のオークションの落札結果を除き)このTICCしか
ありません。

ですから会場では積極的に海外コイン商のブースを覗き、
毎年各社のカタログを集めるようにしています。

さてさて今年の目玉はと言いますと、
泰星コイン・オークション(5/2開催)に出品される、
英国の5ギニーが3点、あとは英国のエリザベス一世の
クラウン銀貨、さらに英国金貨の最高峰「ビクトリア女王の
ウナとライオン5ポンド金貨セット」などです。

オークション以外では某社がブースに持参する、
我が国GHQ管理下で作成された「試作紙幣シリーズ」で、
これには一点もの(「ユニーク」)も多く含まれています。

米国統治下で試作した紙幣ですが、GHQに却下され、不採用
となってしまった可哀そうな紙幣たち・・・それをGHQの役人が
米国に持ち出し、その子孫が2013年米国のメンフィスで
開催されたオークションに出展したものです。

70年ぶりに里帰りした紙幣たちは、多分歴史の生き証人。
本来は日銀の貨幣博物館に展示されるべきものですが、
いったい誰の手に収まるのやら・・・お金があれば買いたいもの
です・・・

このメルマガの配信が終わりましたら、
僕も出動したいと思います、今回はどんなコインに
巡り合えるかな〜♪

 

□第26回 東京国際コイン・コンベンション(5/1〜5/3)

http://www.jnda.or.jp/ticc/

 

では今回はこのへんで。

(2015年5月1日)




 




このコラムが一週間早くお手元に届きます
当社代表の田中が週に一回お届けする無料メルマガ「一緒に歩もう! 小富豪への道」
は下記からご登録いただけます。

「T's資産運用コラム」と同じ内容を一週間早くご覧いただけます、是非ご登録ください。

【購読登録】 メールアドレスご入力ください :
『まぐまぐ!』から発行していますので、ご安心ください。
totop