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申騒ぐ・・・

みなさんこんにちは。

年初から相場が大荒ですね、
年の初めにこれほど揺れた記憶はありません。

僕は迷信など一切信じないタチですが、
それでも「申騒ぐ(さるさわぐ)」という言葉を、思い出さないわけには
ゆきません・・・

でも騒ぐ相場に右往左往するのは、いかがなものでしょうか。

よく考えてみれば、相場というものは常に動いているもので、
ベタ凪(なぎ)もあれば、荒天もあります。

荒波が来たからといって右往左往するのは、
荒波が来るということを想定せずに、資産運用の世界に
入ってしまったからではないでしょうか。

資産全体の価格変動リスクを抑えるため、積極運用部分は必要にして
最低限の金額に抑えること。

さらに積極運用部分の中でも、例えばヘッジファンドのような
相場の影響を受けにくい金融商品を組み込んでおくこと。

株やコモディティなど日々の値動きが見えてしまう資産、
いわゆる紙の資産だけではなく、より値動きが緩やかな資産、
すなわち現物資産(不動産やコイン、ジュエリーなど)にも、
常に一定額を配分しておくこと。

このような点をしっかりと考えて資産運用のプランを設計しておけば、
例え相場が騒いでも、さほど気に病むことはありません。

あらかじめ想定しておいたことが起きたというだけで、
いちいち軸がぶれることもないわけです。

そもそも株はハイリスクにしてハイリターン・・・

大きな上下動と引き換えに、私たちは高い収益をえることが
できるわけです。このような資産は短期的にみれば大きな損失を
強いられることもありますが、長い目で見ればいずれ過去の最高値を
更新するものです。

あのリーマン・ショックのあとの相場が、
それを証明しているといってよいでしょう。

年初そうそう「申騒ぐ」などと言って浮足立つことなく、
まず初期の設計がしっかりとできているか、
自分自身を見つめ直すことが重要ではないでしょうか。

 

では今回はこのへんで。

(2016年1月15日)




 




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