長寿化と資産運用

みなさんこんにちは。

長寿化というものは突然やってくるのもではありませんが、
それでも昨今の寿命の延びを見ていますと、それなりの
準備が求められてることは間違いありません。

特に50歳代より下の方にとっては、
人生100年を前提にしたライフプランが
求められることになるでしょう。

今50歳のかたが100歳の天寿を全うされるまで、
50年近くももあるわけです。

これまでの50年の間に、日本や世界にどのような
出来事が起きたかといういことを考えますと、
次の50年に備えることが、いかに難しいかということが
よくわかります。

思えばこの50年でいろんなことが起きました。

・原油の急騰や世界的なインフレ
・プラザ合意以降の為替の大幅な変動
・わが国の財政問題の顕在化
・わが国の年金制度や健康保険制度の改定
・企業と従業員の関係の変化
・世界で何度も起きた金融ショック

おそらくむこう50年の間にも、
このような環境の変化は起きるでしょう。

未来を予見することなどできようもありませんが、
それでも私たちは過去から学ぶことは可能です。

まずは資産を適切に分散することが重要で、
これはわが国財政の危機とそれから派生する、
超インフレや円安に備えるためです。

年金や健康保険制度の見直しに備え、
国に頼らずインカムゲインを定期的に得る方策も、
必要ではないでしょうか、例えば不動産や外国債券の
保有による家賃や利息の確保です。

あるいは再び到来するであろう金融ショックに備えておくことも重要で、
金融システムから距離の遠い資産、言い換えれば
貴金属、コイン、宝石など現物資産への適切な分散が、
ますます重要になるでしょう。

つまり一言でいえば『地理的分散と質的分散』。

加えて一定のインカムゲインを確保しておくこと。

長寿化時代の資産運用は、この二大原則に行き尽きる
のではないでしょうか。

 

では今回はこのへんで。

(2017年8月28日)




 




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