2021年型ポートフォリオを考える

みなさんこんにちは。

少し遅くなりましたが、
皆さん今年もよろしくお願いいたします!

さて今回は恒例になりました今年の相場予測です。

たぶん今回も長くなると思います、
お時間ある人はお付き合いください。

なお章立ては以下のようになっています。

1. 2021年の世界経済

2. 今年の相場の予想(株、債券、国際商品、現物資産)

3. 推奨ポートフォリオ

お時間がない方は1を飛ばしてください、
2からお読み頂いてもわかるようにしておきます。

 

1. 2021年の世界経済

まず今年のキーになりそうな問題を3つほど挙げて、
それぞれ少しずつ考えてみたいと思います。

□コロナの終息

早い国では昨年末からワクチンの注射が始まりましたし、
日本でも2月末あたりから接種が始まるといわれています。

変異種の発生もありますし、
そもそもワクチンが効くのかといった疑問もありますが、
ネガティブなことを言い出すときりがありません。

今のところ確率が最も高いと思われる以下シナリオでこの先の
お話しを勧めたいと思います。なお最悪のシナリオも想定し、
推奨ポートフォリオを現物資産を多めにすることで、
対処することにいたします。

・ワクチンは変異種にも有効(効かなくても数か月で
 変異ウィルスに有効なワクチンが承認される)
・副作用も想定の範囲に収まる
・先進国では年央にかけ広くワクチンの接種が行われ、
 その後年末にかけ徐々にコロナは終息方向
・新興国でのワクチン接種はやや遅れるが、
 それでも年末に感染者がピークを迎える

□中央銀行の金融政策

かりに上記のようにコロナが年末にかけ終息してゆくとすれば
どうでしょう、おそらく世界のGDPが四半期ベースでコロナ前に
戻るのは、ことしの第4四半期(10-12月期)あたりになるのでは
ないかと思います。

ではその場合、FRB(アメリカの中央銀行に相当)や日銀、
ECB(ヨーロッパ中央銀行)など中央銀行の金融政策は、
いったいどのようになっているのでしょう。

昨年のコロナ禍以降、
世界の中央銀行は大量の国債などを市中から購入し、
その対価として自ら印刷したおカネをバラまきまくりました
(「巨額の流動性供給」)。

その結果、各中銀のバランスシート(総資産)は、
以下のように膨張しています。

FRB:4.2兆ドル⇒7.3兆ドル
日銀:584兆円⇒711兆円
ECB:4.7兆ユーロ⇒6.8兆ユーロ

注)左側数字はコロナ直前、右側数字は足元

このおカネが実体経済にまわり、
コロナショックを和らげたことは間違いありませんが、
一部のおカネは株式市場にも流れ込みました。

昨年末から世界株が急騰した背景に、
このような巨額の流動性によるバブル効果があったのは
間違いないと思います。

では今年、中央銀行はどう動くのでしょう。

中銀が大量のマネーを市場に供給した動機は、
上記のようにコロナショックを緩和するためでしたが、
もし今年の半ばあたりから上記のようにコロナが終息に向かうとすれば、
いったい何が起きるのでしょう。

その場合おカネをバラマキ続ける理由は薄れ、
各国の中銀はどこかで正常化を目指すことになるでしょう。

問題はそのタイミングです。

たとえば過去にFRBは苦い経験をしています。

2013年当時のFRB議長はバーナンキさんでしたが、
当時アメリカ経済はリーマン・ショックから正常化の過程にありました。

バーナンキさんはマネーの供給を絞る政策(「テーパリング」)を
アナウンスし、それが株価急落のきっかけになったといわれています。

当然ながらいまのFRB議長パウエルさんは、
バーナンキ・ショックの轍を踏むまいとするでしょうし、
次期財務大臣に内定しているイエレンさんも、
保守的な行動をとりがちな人です。

このような客観的な事情から考えて、
少なくとも今年いっぱいは、よほど経済が強く回復しない限り、
FRBは「市場を刺激するような政策」を採れないと思います。

ご参考までにここでいう「市場を刺激する政策」は、
流動性供給の停止や流動性の回収をアナウンスし、
株式を急落させる政策です。

仮にテーパリング(「流動性供給の縮小」)を行うことになっても、
十分に市場に配慮したやり方で進めることになるでしょう。

日本やヨーロッパも同様で、
病み上がりの病人に、いきなり試練を与えるようなことは
できないと僕は思います。

この観点から中銀の政策は、
すくなくとも今年いっぱいは株価や経済に対して
優しいものになると思っています。

□米中対立

ことしも米中間の覇権争いは、
世界経済にとって負の影響を与え続けるのではないでしょうか。

ただしトランプ時代に比べると穏健な形で進むと思います。

バイデン次期大統領は同盟国と協力しながら中国を封じ込める戦略を
とりそうですし、中国はロシア、中央アジアからアフリカまで、
中華経済圏を構築しこれに対抗しようとするはずです。

参考になるのは西側と東側に分断されていた冷戦時代で、
世界はこれから長いあいだ米国圏と中華圏に分かれ、
それぞれが経済的に相手を凌駕しようとする時代が続くのでは
ないでしょうか。

ことしはそれが明確に表れる最初の年になると思いますが、
だからといって世界経済が真っ暗闇に入るとは僕は思いません。

振り返れば冷戦時代でもそれなりに世界は成長していましたし、
新しいテクノロジーやサービスは生まれ続けました。

上記のようにことしは両経済圏がより明確な形で分断される
最初の年になると思いますが、カイシャという生き物は
そのような環境下でも、新しい生態系を築いて生きて
ゆくことになるでしょう。

□脱炭素

これまでも脱炭素は相場の材料ではありましたが、
今年はより明確に株式市場に影響を与えることになるでしょう。

電気自動車(以下EV)はガソリン車の2倍の半導体を使うそうですし、
車載用モーターや電池の需要が今後数年の間に爆発的に増える
見通しです、車両の軽量化のためにアルミの使用料が増えますし、
車の電装化がさらに進むことによって銅の使用量も増えます。

太陽電池や風力発電もこれから増えてゆくでしょうが、
それらで造った電気を貯める電池の大容量化、低コスト化も
進みそうです。

今年一年でテクノロジーの進展がどこまで進むかわかりませんが、
株は先を見て動きます、燃料電池や全個体電池など、
今年は折に触れ「電池」が株価の材料になると思います。

一方で5Gです。

昨年は5Gで稼がれた方も多いと思いますが、
ことしも引き続き5G関連市場は膨らむと思います、
いわゆる「思惑段階から実需への移行」というやつです。

でも5Gのすそ野は広く、すでに先端半導体やスマート倉庫、
生産ラインのロボ化関連株など、一部の会社の株はすでに
随分と買われています。

ことしはいよいよ5Gが実需になって企業業績に寄与し始めると思いますが、
一部の値嵩株ではすでに向こう数年の増益を織り込まれてしまったように思います。

「5Gから脱炭素へ」

今年の株式投資では、この言葉を
頭に入れておいてソンはないと思います。

 

2. 今年の相場の予想(株、債券、国際商品、現物資産)

では相場のほうはどう動くのでしょう。

□株

まず日本株からです。

足元のEPS(注)は1080円近辺にありますが、
仮に来期(2022年3月期)の増益率を30%と仮定すると
どうでしょう。

注)EPSは一株当たりの利益です、EPSにPERを掛けると
  株価になります。なおここでのEPSは日経平均構成銘柄の
  EPSです。

この場合、今期末基準のEPSは1404円となります。

・1080円×130%≒1404円

しかも株価は半年から一年ほど先を見て動きますので、
私たちが今年後半の株価を予想する場合、
来々期(2023年3月期)の業績を先取って見ておかなければなりません。

かりにその2023年3月期の増益率が30%ならば、EPSは1825円となります。

・1404円×130%≒1825円

日本株の妥当PERが16倍ならば、
今年後半あたりの適正日経平均は29,200円ということになるでしょう。

・1825円×16倍=29,200円

逆にこれ以上のスピードで日経平均が上がるなら、
少し警戒したほうがよいかもしれません。

上記のように来期(2022年3月期)とさ来期(2023年3月期)、
連続して30%の増益を果たしても、2023年3月期ベースのEPSは
1800円を少し超えたあたりにとどまります。

今年の日経平均が29,000円を超えるなら、
その時点で日本株は2年先の企業業績まで織り込んだうえ、
さらにその先の業績を織り込んでいることになります。

2年先を織り込んだうえでさらに
PERが17倍なら31,000円、
18倍なら32,850円・・・・

このあたりまでは許容されるかもしれませんが、
ここを超えると危険水域ではないでしょうか。

特にインデックス投資派の方は、
この辺を目安にされてはいかがでしょうか。

ただし個別銘柄に投資される方はこの限りではありません。

前段のように今年はEVや脱炭素という好材料があります、
関連銘柄が日経平均の動きに流されて一時的に下げる場面があれば、
長期投資のチャンスではないでしょうか。

個人的にもそのあたりを積極的に狙いたいと思います。

上記は日本株のお話しですが、
アメリカ株にしてもヨーロッパ株にしても、
今年は同じような懸念があると思います。

果たして2022年/2023年と連続30%増益を達成できるか否か・・

仮に世界経済が予想を上回る好況で、
「連続30%増益」を上回ったとしたら、
逆に中央銀行による緩和停止や利上げ懸念が出てきかねません。

いずれにしても浮かれすぎは禁物だと思います。

□債券と金利

すでにアメリカの10年国債の利回りは、
節目の1%を上回ってきました。

・バイデン新大統領就任⇒財政支出拡大⇒国債増刷⇒金利上昇
・コロナ終息⇒景気回復⇒金利上昇

を先どった動きだと思います、
であればこの金利上昇はまだ続くと考えておくべきではないでしょうか。

もちろん金利上昇と債券価格の下落は同義です。

過去の米国10年債の金利を振り返りますと、
コロナ直前で1.8%、少し遡って
2018年末の高いところで3%ほどでした。

今年一年を通し、

・バイデン新大統領就任⇒財政支出拡大⇒国債増刷⇒金利上昇
・コロナ終息⇒景気回復⇒金利上昇

の圧力が債券相場にかかり続けるとしたら、
1.8%から3.0%ほどまであっても不思議はありません。

米国債に投資されるなら、
最低でも1.8%を目安にしたいところです。

□国際商品相場

今年の商品相場では非鉄金属、
たとえば銅やアルミ、ニッケルなどに注目しております。

前段でもお話ししたように、
脱炭素の流れはますます強くなり、
自動車のEVシフトはより明確になってきました。

各国が打ち出した脱ガソリン車の工程は以下の通りです。

・日本:2030年代半ばまでにガソリン車ゼロ
・イギリス:2030年に同販売禁止
・フランス:2040年までに同販売禁止
・中国:2035年めどに同販売禁止

EV社への流れは速くはなっていますが、
世界の自動車が一気にEVに置き代わるわけではありません、
直近のデータをみますと、
世界の新車販売に占めるEVの比率はたったの3%ほどに過ぎません。

ですから足元のアルミや銅の値がリは、
投機的な動きや中国の景気回復を反映したもので、
直接EVが寄与した部分はさほどないはずです。

ただし相場は思惑で動くもの、
しかも今年は景気の回復も重なって、
非鉄金属の需要は世界的に増えるでしょう。

一方で金(Gold)に対しては強気になれません。

確かに世界はおカネがジャブジャブな状態ですし、
今年景気が順調に戻っても、FRBや日銀が市中のおカネを
回収する(「流動性吸収」)とは到底思えません。

おそらく来年あたりまで見通してもムリではないでしょうか。

その点で依然と市場にたまった過剰流動性状態は解消されず、
積極的に金を売る流れができるとは思えません。

一方でアメリカの金利が上昇するなら金利を生まない金は売られます、
ですからその範囲内での「金の売り」は起きるのではないでしょうか。

相場のイメージでは1オンス=1750ドル〜1950ドルとみております。

一方でプラチナには少し期待しております。

足元の価格は1オンス=1100ドル前後で
2016年以来の高値圏にありますが、
今年はもう一段の高値がありそうです。

燃料電池車(FCV)では触媒用途でプラチナが使われますが、
FCVにはディーゼルエンジン車の10倍ほどのプラチナが使われる
そうです。

いまのところ次世代自動車の本命はEVですが、
今年はおりにふれプラチナにスポットが当たる場面が出てくる
とみております。

最後に穀物です。

昨年後半あたりからトウモロコシや大豆が上昇中、
トウモロコシの足元の価格は1ブッシェル=520セントと、
2014年以来の高値圏です。

南米の天候不順や脱ガソリン⇒バイオ燃料へのシフトが理由です、
アメリカ中西部の穀倉地帯では、ここ4年ほど豊作が続いていますが、
今年はどうでしょう。

需給が締まっているこの状態で北半球が不作になれば、
今年は2012年以来の1ブッシェル=800セント乗せが
あっても不思議ではありません。

ただし毎年申し上げているように穀物はお天気まかせ・・・
結果は神のみぞ知るです。

□現物資産

昨年は実物資産、
特にアンティーク・コインにとって良い年になりました。

なによりコロナ対策で世界中が巨額の財政出動を行ったのが
大きかったと思います、世界で拠出された財政出動と金融支援の
合計額が1300兆円というからすごい数字です。

その結果、世界先進国の政府債務はGDP比で125%に達したそうです、
この数字はリーマン・ショック直後の89%、第二次世界大戦直後の
124%も超えています(IMFによる)。

つまり日本だけではなく、
世界中で財政に対する不安が高まった結果、
ペーパーアセットへの信頼が低下し、その対極にある現物資産へ
おカネを動かしておこうと考える人が増えたということでしょう。

では今年はどうでしょう。

さきほども少しふれましたが世界はまだ病み上がり状態で、
とてもではありませんが、財政を絞ったり
おカネを吸収したりできる状態ではありません。

よしんばそのような状態になったところでどうでしょう。

いったん記憶に刷り込まれた出来事を、
人は簡単に忘れることができるでしょうか。

2008年のリーマン・ショック、
2020年のコロナ・ショック、

今回の危機は先が見えたようですが、
感染症一つとっても、「一寸先は闇」の世界で私たちが
生きていることがよくわかりました。

危機のたびに行う紙幣の大量印刷と、
それとセットになった政府による財政出動・・・

そしてそのたびに希薄化するおカネの価値、
そしてその裏側にある資産インフレ・・・

さらに貧富の差の拡大は一向にとどまりそうにありません。

富裕層ほど分散の必要性を深刻にとらえており、
そのおカネの一部が実物資産へ流れ続ける動きは、
止まりそうにありません。

現物資産については、いつも申し上げていますように、
今年という短い期間ではなく、長期的な視野に立って
一定額を保有しておくべきではないかと思います。

また冒頭でお話ししたように、
今回の相場予想は「コロナ終息」を前提に作っています、
万一逆の目が出た場合、実物資産投資は私たちを助けてくれる
ことになるはずです。

 

3. 推奨ポートフォリオ

少し疲れてきましたが、
最後は恒例の推奨ポートフォリオです、
今年もこれを書かないわけにはゆきません。

ここまでお話ししてきたような見通しにたつなら、
2021年型ポートフォリオは

・株はもう少し上昇余地があるが、このままの勢いが続くとバブル化の懸念が
 ある、相場を冷静に見ながら降りる準備を怠りなく
・みえない近未来に備え、資産の質的分散(つまり実物資産の組み入れ)を
 常に意識しておく

という考えに基づいて必要最小限の組み換えを行う、
というスタンスでいいと思います。

具体的な方針は以下の通りです。

・日本株は5G関連銘柄からEV関連銘柄へ徐々にシフト
・アメリカ株は日本株同様バブル化懸念に備える
・新興国株はやや強気、ASEAN株中心に持ち高増やすも、
 バブル化⇒株価急落に備えは必要
・アメリカ国債の購入は10年債金利1.8%到達が目安、
 それがないなら見送り
・商品相場は非鉄金属に焦点を当てる、貴金属では
 プラチナに注目
・実物資産投資は景気と関係なく粛々と進める
・都内不動産は適正相場にある、ただし極力レバレッジを
 かけず、地道な投資を心掛ける(昨年同様です)

そのような考えに立った以下の推奨ポートフォリオですが、
毎年申し上げていますように、これは一つのサンプルで、
実際にはお一人お一人の資産状況やライフプランに
よって異なります、あくまで一つの投資のヒントとして
ご活用ください。

□2021年型ポートフォリオ

・先進国株(15%):昨年15%

1.日本株個別銘柄(EV関連株、技術優位小型デバイス系株、先端半導体関連株)
2.日本株ETF
3.先進国分散株ETF

・新興国株(15%):昨年15%

1.ASEAN株ETF
2.中国株ETF
3.インド株ETF

・コモディティ関連資産(15%):昨年15%

1.非鉄金属ETF
2.プラチナETF
3.金の現物(長期ならETFより現物推奨)

・債券(0%)

・ヘッジファンド(10%):昨年15%

1.株式ロング・ショート
2.裁定取引型

・不動産系資産(20%):昨年20%

1.国内都心部の不動産
2.商業/物流/倉庫不動産型J-REIT
3.アメリカの商業不動産型REIT

・不動産以外の実物資産(25%):昨年20%

1.アジア、中国、古代、南米などの出遅れアンティークコイン
2.カラーストーン(後半にはミャンマー買い付けが復活し市場に出てくる)
3.美術品(場所をとるのでお好きな方限定)

ご契約者様あてに発行しているMonthly Reportで僕は、
毎年12月号で来年の相場見通しと推奨ポートフォリオを
書かせていただいております。

そのなかで実は株の推奨構成比を、
上記の15%ではなく20%と強めの配分とさせていただきました。

今回のメルマガで20%⇒15%に減らしたわけは、
この半月ほどの間に株価が急騰したからです。

上記レポート時点で日経平均株価は27,300円ほどに過ぎませんでした、
レポートの中で僕は今回と同じくEPSとPERから、今年の株価の見通しを
29,200円としましたが、相場はすでに本日終値(2021年1月13日)、
28,456円で、早くも今年の目標値である29,200円が目の前です。

そのような理由で急遽今回のメルマガで、
株の保有率を20%⇒15%に下げさせていただきました。

ご契約者の皆様へ、上記のような次第です、
ご理解くださいませ。

なお債券への投資はゼロとさせていただきましたが、
前段でもお話ししたように米国10年債の利率が1.8%を超えてくるようなら、
一定額組み入れてよいと思います。

****

これでお終いです、
今年も随分と長かったです、
構想2か月、キーボードたたき3日間、
でも書きたいことの半分くらいは書けましたので、
自分なりには満足しています。

もし最後までお読みいただいた方がおいででしたら、
感謝いたします、誠にありがとうございました!

なおご存じの方もおいでかと思いますが、
僕は年頭のメルマガは毎年このような内容で配信させて頂いております。

今回書く前に昨年のメルマガを読み直してみたのですが、
昨年もなかなかよく予想できたと思います。

もちろんコロナなど思いもよりませんでしたが、
危機への対応が必要だという点では正しかったと思います。

興味ある方は昨年の「2020年型ポートフォリオを考える」も
お読みになってください。

なお以下は当時のメルマガをコピペしただけで
当然ながら(誤字脱字以外は)一切修正しておりません。

      ↓
https://www.ginzafp.co.jp/info/200117.html

 

以上です、

 

今年も皆さんにとって素晴らしい一年になることを
お祈りしております。

(2021年1月14日)




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